2010年3月20日土曜日

サンフランシスコ講和条約までの過程の連続コピペ

このようなコピペが出回っているようですが。間違いです。
1946年1月29日 SCAPIN677 朝鮮領

1946年6月22日 SWNCC文書 朝鮮領
1947年3月     米国の平和条約草案 朝鮮領
1947年8月      米国の平和条約草案 朝鮮領
1948年1月       米国の平和条約草案 朝鮮領
1949年10月      米国の平和条約草案 朝鮮領
1949年11月     米国の平和条約草案 朝鮮領
1949年11月    シーボルト意見書 日本領
1949年12月    米国の平和条約草案 日本領
1950年8月     米国の平和条約草案 記載なし
1950年9月     米国務省見解    日本領
1951年3月     米国の平和条約草案 記載なし
1951年4月     英国の平和条約草案 朝鮮領
1951年5月     米英共同平和条約草案 記載なし
1951年8月10日   ラスク書簡      日本領
1951年9月  サンフランシスコ講和会議  記載なし


正確なものは以下のような内容になります。
1946年1月29日 SCAPIN677 米軍第24軍団の管轄範囲
1946年6月22日 SWNCC文書 米軍第24軍団の管轄範囲
米軍および占領軍に領土主権を変更する権限がないことは、米軍及び米国からきちんと説明があった。
1947年03月15日 米国の平和条約草案 朝鮮領
1947年08月15日 米国の平和条約草案 朝鮮領
1948年01月08日 米国の平和条約草案 朝鮮領
1949年09月07日 米国の平和条約草案 朝鮮領
1949年11月02日 米国の平和条約草案 朝鮮領
1949年11月14日 シーボルト意見書 日本領
1949年12月29日 米国の平和条約草案 日本領
1950年08月    米国の平和条約草案 ”朝鮮の独立を認める”記載であいまいな記述
1950年09月    米国務省見解    日本領
1950年       米国がオーストラリアへの回答 日本領
1951年03月27日 米国の平和条約草案 ”朝鮮を放棄する”とのみ記載であいまいな記述
1951年04月07日 英国の平和条約草案 朝鮮領
1951年04月25日 米英共同平和条約草案 竹島は日本が放棄する領土に含まれない
1951年05月03日 米英共同平和条約草案 竹島は日本が放棄する領土に含まれない
1951年06月14日 英国の平和条約改定草案 竹島は日本が放棄する領土に含まれない
1951年07月    仮の最終草案  竹島は日本が放棄する領土に含まれない
1951年08月04日 「日本国との平和条約草案の解説」が公表される
朝鮮の範囲は、済州島、巨文島及び鬱陵島がふくまれることになつているが、これらは終戦前も朝鮮総督府の行政管轄下にあつた島である。とあります。(674)
現在の竹島は、終戦前に朝鮮総督府の行政管轄下にあった島ではない。
1951年08月10日   ラスク書簡      日本領
1951年08月15日 サンフランシスコ平和条約 最終草案 竹島は日本が放棄する領土に含まれない
1951年09月  サンフランシスコ講和会議  竹島は日本が放棄する領土に含まれない
1952年07月   日米行政協定 日本領土竹島

1952.10.16.KenneathT YoungからE.Allan Lightnerへの書簡:竹島の扱いはラスクノートのとおり日本領
1952.12.04 E.Allan Lightnerから国務省北東アジア局への書簡:竹島の扱いはラスクノートの通り
1952.12.04. 在釜山米国大使館から、韓国外交部への口上書:竹島の扱いはラスクノートの通り
1953.04.  Finn局長からLeonhartへの書簡:竹島の扱いは国務省からYang大使への書簡(Rusk note)の通り
1953.07.22  BurmasterからE Allan Lightnerへの書簡 竹島の扱いはRusk noteの通り
1953.11.30 William T. Turner 書簡 竹島の扱いはRusk noteの通り
1953.12.09 From Securetary of States, Washington (Dulles) to Tokyo and Seoul.:竹島の扱いはRusk noteの通り
1954.04.26-08.07. Report of Van Fleet mission to the Far East :竹島は日本領土と結論


・SCAPIN指令によって、一度竹島は日本の行政権から分離され、連合国に移管される
・竹島回帰-サンフランシスコ平和条約が作成されるまでの草案の過程
・サンフランシスコ平和条約上、現竹島が日本領土であることが再確認される。

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